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「ポケモンに詳しくなかった」30代社長が語るポケモンセンターの未来

ビジネス

若者は「さまざまなことにチャレンジして」

――株式会社ポケモンセンターとしての、今後の展開は?

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上郷:単純な店舗拡大はしないようにと考えています。現在もさまざまな事業者の方から声をかけていただける機会はあるのですが、自分たちらしさを出しながら「なぜ、その場所にポケモンセンターがあるのか」と明らかな理由を持てる場所に、今後も展開していきたいと思います。

 芯にはやはり「ポケモンの価値をどう高めていけるか」があります。近年は、飲み物や軽食を楽しめる常設の飲食スペースとして「ポケモンカフェ」をオープンし、羽田空港などでグッズが買える自動販売機「ポケモンスタンド」を設置するなど、新たなチャレンジを続けています。

 自分自身も楽しさを突き詰めていきたいですし、社内でも多様なバックグラウンドを持つ社員たちが意見を出し合うことで、新しいモノを生み出せればと考えています。

――最後に、「bizSPA!フレッシュ」読者である若い世代のビジネスパーソンに向けて、メッセージをお願いします。

上郷:物事は捉え方次第で、成長の仕方が変わってくると思っています。同じ仕事でも、人から言われたからやるのか、自分がしたいからやるのかでは、得られるものが大きく異なるのではないでしょうか。ぜひ前向きに、さまざまなことにチャレンジしていただきたいです。

<取材・文・撮影/カネコシュウヘイ>

フリーの取材記者。編集者、デザイナー。アイドルやエンタメ、サブカルが得意分野。現場主義。私立恵比寿中学、BABYMETAL、さくら学院、ハロプロ(アンジュルム、Juice=Juice、カンガル)が核。拙著『BABYMETAL追っかけ日記』(鉄人社)。Twitterは@sorao17

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