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北村匠海がギャグに挑んだ「アゲ太郎」。「同世代の共演者に助けられた」

暮らし

自粛期間で気持ちがすっきりした

とんかつ

――将来、自由に生きるためにも、今はがむしゃらになることが必要? 

北村:確かに2019年はなかなかヤバかったです。正直、記憶がないくらい(笑)。自分でも「こんなに公開作があるんだ」とビックリしています。がむしゃらでしたが、今はそこから1歩出て、自分の心で選択ができる気がします。2020年は自粛期間があって、2か月も休みがあった。中学1年から夏休みすらなかったのに。どうなっちゃうんだろうとも思いましたが、いろんなことがすっきりした感覚があります。

――年齢的にがむしゃらにできてよかったし、その後に2か月間の休みが生まれたこともよかったと。

北村:そうだと思います。去年、あれだけ頑張れた自分がいて、だから2020年の今、この自分がいる。もちろん疲れるときもあるけれど、でも以前より考え方がクリアになって、すっきりしている感じがします。最近では、出会ってきた監督と、また大きな作品で一緒にやれるといったことが増えてきました。今はまだすごくもがく時期だとは思いますが、これからも自分らしくいられたらと思っています。

<取材・文・撮影/望月ふみ>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

【公開情報】
とんかつDJアゲ太郎』は全国公開中
(C) 2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会

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メ切り:11月11日(水)
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