金正男暗殺、実行犯の2人はどうなった?真実に迫った監督が感じたこと
コロナ下はプロとして落ち込んでしまう
――コロナで仕事がなくなったりする人もいて、仕事に対するやる気、やりがい、モチベーションが持てないというビジネスマンもいそうです。ご自身はどういうマインドで仕事をしていますか? もし絶好調なら、いまいちやる気が出ない人へはどうアドバイスを。
ホワイト:ちょうどその質問をしてくれたとき、友だちにメッセージで「今日はちょっと仕事をしてみようかな」と送ったところでした。というのは僕もこのコロナ禍でやる気を失ってしまっている人のひとりだから。でも、ずっと家にいなきゃいけなかった。外でいろいろなストーリーに出会ったり、掘っていくということが一番活気が出ることなのに、それができず、プロとして落ち込んでしまう日々だった。
ちょうど僕は3本のプロジェクトが完成したばかりで、仲間のドキュメンタリー作家たちはコロナでも家で編集できるから頑張って編集してるけれど、僕は編集する素材もないので、撮影が再びできるタイミングをただ待っているところ。だから、ほかの人にアドバイスするなんてとんでもない! むしろアドバイスしてほしいくらいだよ(笑)。
<取材・文/トキタタカシ>