では、貯金に回す余裕資金はどのように捻出をするのでしょう。

　クレジットカードを使い過ぎているという人は一旦、カードをストップさせるのも手。また、格安スマホを活用させるなど通信費の節約も有効です。

　毎月引き落とされているお金を最小限にし、その分を貯金に捻出させましょう。そして、貯金でどけたものはないものだと思って、残りでやりくりをさせることが肝要です。

　毎月2万円でも1年間で24万円、10年間で240万円以上貯まることになります。

　もっと早く貯めたければ、ボーナスを活用したり、余裕が出たら貯金額を増やしていきましょう。

　運用をして利回りを上げるのも手です。このように時間の力を活かし、貯金は早く始めれば始めるほど有利なのです。千里の道も一歩から。お給料をもらったら、まずは積み立ての仕組みを作るようにしましょう。

＜TEXT／花輪陽子＞