就活で連続20社落ちてわかった「人事に選ばれるESと面接」<実録漫画>
はじめまして、就活ウサ美です。私は、1年で100回以上の面談・面接を経験した21卒就活生です。失敗ばかりの1年を経て、さまざまな教訓を得ながら、結果として3社(大手人材会社1社・ITベンチャー2社)から内定をいただくことができました。
また、「自分らしく」をモットーに、最後まで金髪&私服を貫いて就職活動を行いました。それに加えて、インターンシップのES写真は、友達と一緒に遊びに行った際の加工写真(ピース×私服)を譲らないという変わった就職活動を試していました。
20社連続で選考に落ちてトイレで泣いた話
そんな失敗ばかりの一風変わった就活生LIFEを送っていた私ですが、今回、現役就活生へのアドバイスになればと思い、「サマーインターン選考ESで20社連続落ちるという失敗談」と「先輩のアドバイスのおかげで自己分析ほとんど皆無でも、初面接に合格できてしまった話」について、あくまで私個人の体験ですが、お話させていただきます。
この頃の私は漫画にも描いたとおり、エントリーしたインターンシップで20社全てに落ちていました。当初は、だいすきな彼氏(キー◯ンスとか三井◯友海上に内定もらって、腹立たしいレベルにエリートだった)と別れ、友達関係も、就活もうまくいかない「最悪3コンボの時期」だったので、メンタルは弱りきっていました。
連続20社目になる会社からお祈りメールが届いた瞬間は、元カレの「同僚たちと仕事ライフ、エンジョイしてるぜ」という、タダでも腹立たしいインスタストーリーを見ている最中でした。腹立たしさと、情けなさと、悔しさと全てがぐちゃぐちゃに混ざり合って、思わず大学のトイレに駆け込み、10分ほど泣きました(笑)。今思い返してもはらわたが煮えくり返りそうです。
その後、サマーインターンシップで初合格を掴んだものの、ほんと私の頑張った時間をあざ笑うかのように落ちる、落ちるの毎日でした(笑)。
本選考のESは90%以上通過
サマーインターン選考は、ボロボロだった私ですが、この経験をバネにして、ES(エントリーシート)を書くコツを掴んだようです。本選考は1、2社を除いてほとんどESが通りました。
サマーインターン選考ESで、一番の反省点は「定量的な結果にこだわり過ぎたこと」。定量的な結果とは、たとえば「〇〇サークルで全国大会出場」「大学ゼミの研究で◯◯賞で表彰された」といったものです。ネット情報によると「定量的な結果を必ず含めなさい!」と書かれているのですが、それにこだわり過ぎるあまり、ESに書き手の感情が見えてこないことがよくあります。それなら無理して、定量的な結果にこだわる必要はありません。
結論として、定性的な結果でもいいので、「自分の感情をしっかり込めて書けるESのほうが通過しやすい」ということが実体験としてわかりました。なぜなら、一番悩んで苦しかったもの全てに定量的に測れる結果が必ずついてくるとは限らないからです。むしろわかりやすい成果、評価を得られなかったものでも、人生で一番頑張った出来事もあるはずです。
採用担当者さんがESを読んで、感情移入できるくらい「どこに苦しさを感じて」「どう乗り越えたのか」を書けると良いと思います。