竜星涼、“ほぼ裸”の新作映画に「初めての青春を味わった」
コロナ禍でワンステップ上がった
――パリでは俳優の竜星涼さんとしてではなく、ひとりのモデルとしてその場にいたわけですが、不安はありませんでしたか?
竜星:むしろ当たり前のことだと思っています。海外に行かなくても同じ。ハングリー精神といえばいいんですかね。それってどんな年齢になっても大事だと思いますし、そうした心構えは忘れずに持っていたいです。
――デビューして11年目。今どんな気持ちが胸にありますか?
竜星:これまではただ一生懸命がむしゃらに進んできましたが、このコロナ禍の状況下で、俳優をやる意義や、この仕事を自分がやっていく決意を再確認できました。俳優としての芝居への向き合い方が、少し変わった気がして、ワンステップ上がれたと思っています。
<取材・文・撮影/望月ふみ>