アパホテル VS 東横イン、テレワークに快適なのはどっち?記者が体験
サービス過多な時代において、少しでもお得なサービスを賢く選択することが利用者にも求められている。そこで今回は各分野のトップ2を徹底比較。withコロナに適応した、最新サービスの選び方をその道のプロが伝授し、最強を決めた!
テレワークするならどっち? アパホテル VS 東横イン
テレワークの普及も自宅で仕事に集中できない人向けに、各ホテルが提供している「テレワーク日帰りプラン」。有名チェーンでは、アパホテルの最大11時間滞在できる日帰りプラン(4000円~)と、東横インの一日3900円は2強と言っていい。
ホテル評論家の瀧澤信秋氏は次のように語る。
「店舗数が多く駅近立地も多数のアパホテルは、思い立ったらすぐ立ち寄れるのが魅力。ただ、アパホテルは室内の作りに差があり、変形タイプのデスクや、背もたれなしの椅子のパターンもあるので、要注意。一方、こちらも駅近立地が魅力の東横インは長方形のデスクを完備して作業スペースが広く、椅子も背もたれつきがスタンダード。全ホテル客室の作りがほぼ一緒なので安心して利用できます」
長時間仕事するなら東横イン
そこで記者もアパと東横インでテレワークを実行。まずはアパの部屋のデスクに仕事道具を広げてみる。ノートPC、A4の紙資料、8インチタブレットのほか、飲み物を置いても手狭には感じない。ただ、机の奥行きが浅くて、しだいに足元が窮屈に感じ始める。東横インは同量の仕事道具を広げても、モニタ1台分さらに余裕がある。椅子の座り心地もよく、作業がはかどった。長時間仕事するなら東横インが勝ると感じた。
《使ってみた結果…》
店舗数の多さが魅力、気軽に使えるアパホテル。作業のしやすさは、東横インがやや勝る
【瀧澤信秋】
ホテル評論家・ラグジュアリーホテルからカプセルホテルまで、幅広い業態のホテルの調査・研究・評論、アドバイザリーを行う。メディア出演多数
<取材・文/週刊SPA!編集部>