男の日焼け止め不要説が「百害あって一利なし」と断言できる理由
夏にヘルペスができやすいワケ
「また、夏場は口唇ヘルペスになる人が増えますが、それも紫外線によって免疫力が落ちるから。口唇ヘルペスは、もともと身体の中に住んでいるヘルペスウイルスが唇に炎症を起こすものです。
健康なときは免疫力によって防いでいるのですが、夏は紫外線の影響が強いので、免疫力が落ちやすく、口唇ヘルペスにもなりやすくなるのです」
紫外線を浴びることによって、病気や免疫力を下げるリスクもあるようだ。特に今はコロナに対抗したい時期であり、免疫力は下げたくない。紫外線は極力避けるべきといえる。
日光を浴びると良いこともある
ところで、日光にはメリットはないのだろうか?
「メリットはあります。まず、ビタミンDが体内で増えるということです。ビタミンDは日光を浴びないと体内に作られず、食事から摂取するしかありませんが、不足すると骨粗しょう症のリスクがあります。
また、日光は身体には害がありますが、心は元気になることが分かっています。冬場は日照時間が少ない地域ではうつ病が多いという研究結果もあります」