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英語3語で「3位決定戦」の言い方は?東京オリパラでも使える表現

コラム

メダルの色を英語でなんと言うか?

メダル

 オリンピック・パラリンピックが開催されると、盛り上がるのはメダル数。どこの国が1番多くのメダルを取ったかがよく話題になりますが、国の人口に対するメダルの比率を計算すると、アメリカなどのスポーツ大国と呼ばれる国のランキングが非常に低いことにも気づくかもしれません。

 メダルの色は金メダルがGold medal。銀メダルはSilver medal。銅は普通、Copperと訳しますが、メダルの場合はBronze medalです

 メダルにたどり着くには予選(Qualifier)があります。サッカーなどは予選の後に、決勝トーナメントがあります。負けたらその場で大会が終わってしまうという、予選とは違う緊張感があります。決勝トーナメントはKnockout stageと訳されることが多いです

 また、上位16チームが残るようなトーナメントだと、Round of 16と呼ぶことも。準々決勝戦はQuarter finals(準々決勝戦は複数あるので、Sが付きます)。準決勝はSemifinals。決勝戦はFinalです。3位決定戦はBronze medal gameなどいくつかの訳があります。

<TEXT/同時通訳者 木内裕也>

会議通訳者、ミシガン州立大学研究者。アメリカ大衆文化、アメリカ史の研究を行うほか、国際一流企業、各種国際会議などの通訳を行う。またプロサッカーの審判員としても活躍。著書には『同時通訳者が教える 英語雑談全技術』『耳と口が英語モードになる同時通訳者のシャドーイング』(ともにKADOKAWA)など多数。英語で仕事をする人の応援サイト「ハイキャリア」にも執筆

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