「自分を知ってもらえないとダメだ」日南響子、デビュー15年で起きた変化
ファンは、私の芸能人生にとって宝物
――憧れの女性の話で出た「折り合いをつける」ということも関係しますね。それから、重ねてきた年数には、ファンの方の存在が大きいようですね。
日南:デビューの頃からずっと好きでいてくださる方が多くて、私のことをちゃんと信じてくれているんです。ファンは、私の芸能人生にとって宝物です。本当に自慢ができるし、大切にしながら、私もちゃんと発信を続けていきたいです。
――主演映画の公開で、新しいファンの方も増えると思います。最後にメッセージをお願いします。
日南:コロナ禍の前とあとでは、この映画を観る人の感想も変わるんじゃないかと思います。東子は銃を拾って突然運命が変わりますが、いま誰も予測していなかったことですごく苦しい思いをしている人もたくさんいます。映画では、最後に少しの救いが見えます。クレイジーな人ばかりが出てくる映画ですが(笑)、メッセージ性も深い映画なので、色んなことを感じ取っていただけたらと思います。
<取材・文・撮影/望月ふみ>