iPhone8を「格安SIMスマホ」レベルの値段で使う裏技
iPhone8を格安SIM並みの料金で使う!
まずは自宅のインターネットをau系にした時につけられる割引である「auスマートバリュー」で毎月1410円の割引が入ります。
また、MNP購入時には今まで使っていた携帯を下取りに出すことで毎月、通信料の割引が受けられるのですが……。実はこの下取り、自分が実際に使っていた機種でなくても下取りしてもらうことは可能。
メルカリや中古スマホ店で購入した機種であっても、下取りは問題なく受付されるのです。そこで、5000~8000円で入手できるソフトバンク版の「Xperia Z3」を購入し、下取りに出したと仮定すると、毎月675円の割引が入ります。
そしてこの作戦最大のキモである、MNPによる機種の一括購入。本体を一括で買ってしまえば、当然、機種代金の負担はないため、純粋に毎月の利用料金から毎月割の3065円が引かれます。
「新型のiPhone8を一括で買ったら9万円くらいするじゃん!」
と思うかもしれませんが、一部のauショップや併売店、ビックカメラなどの家電量販店ではMNP購入の際に大幅な値引きをして販売することがあり、iPhone8を一括0~2万円程度で購入することも不可能ではありません。
試しにツイッターで「au iphone8 一括」と検索してみれば、安売りしているお店を難なく発見することができるでしょう。基本的に平日よりも土日祝日のほうが好条件で販売していることが多いため、週末はチャンスです。
スマートバリュー・下取り・一括購入による機種代金の負担なし。この3つを加えて計算しなおしてみると……
カケホーダイライトプラン…………1836円
LTE NET…………324円
データ通信5GB…………5400円
【割引】
auスマートバリュー…………▲1410円
下取り(Xperia Z3)…………▲645円
iPhone8 64GB 毎月割…………▲3065円
計 2440円
となり、iPhone8が格安SIM並みの毎月2440円で使えてしまいます。
下取り機種の調達やau契約時のオプションなど、経費は若干かかるものの、格安SIM利用時には自前で機種を購入しなければなりません。
安定した通信スピードに5分間のかけ放題、LINEの年齢認証ができることや“三太郎の日”のクーポンがもらえることを考えると、こちらに軍配が上がるのでは?
ドコモ、ソフトバンクでも応用可能
ここではauを例にしましたが、ソフトバンクやドコモでも「機種を一括で購入すれば、機種についた大きな割引が純粋に通信料から引かれる」という基本的な考え方は同じです。
スマートバリューについてもソフトバンクは“おうち割”、ドコモでは“セット割”という名称で同様の割引サービスがあります。
割引を複数適用させるこの作戦は、計算が煩雑で契約にこぎつけるのが若干大変ですが、それを差し引いても大きなメリットがあります。
春休みを1日携帯契約に割いて、2年間の快適さを取りに行ってみてはいかがでしょうか?
<TEXT/山野祐介>