メルカリの上場を前に、今こそ知りたい有名「ユニコーン企業」5選
(3). 滴滴出行(ディディチューシン)
2012年創業の、中国国内400都市で4億人が利用するライドシェア企業で、中国版Uberとも呼ばれる交通プラットフォーム「滴滴出行」です。
上場については「急いでいない」としていましたが、ここにきて上場手続きにはいるとみられています。
正直、先の2社と比べて日本での知名度はまだまだですが、ソフトバンクグループも出資していて、上場時の時価総額は約7兆7600億~8兆8700億円にのぼる見通しだそうです。
(4). メルカリ(merceri)
フリマアプリでおなじみの「メルカリ」などを運営する日本企業の株式会社メルカリは、6月19日に東京マザーズに新規上場が予定されています。
上場時の時価総額は最大で4000億円超が見込まれています。メルカリは2013年に現在の代表取締役会長兼CEOである山田進太郎さんが創業。
2014年にはアメリカ進出も果たし、同国での成長を弾みに世界企業へと飛躍することが期待されています。
(5). ビットフライヤー(bitFlyer)
ビットフライヤーは、2014年に創業した日本国内最大の仮想通貨取引所です。
アメリカの投資銀行ゴールドマン・サックスで、決済システムの開発経験を持つ2人のエンジニアによってつくられたベンチャーです。
同社は上場の準備を進めており、早ければ2018年中の可能性もある、といくつかのメディアが報じています。ビットフライヤー・CFOの金光碧氏は、「ビットフライヤーにとって上場の意義は大きいと考えている」とインタビューでコメントしています。
現在のユニコーン企業の8割がアメリカに本社を置いていると言われますが、日本のユニコーン企業候補も増えています。若い社長が牽引するユニークで豊かな発想のベンチャーには今後、要注目ですね。
<TEXT/タカセニナ>
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