最新「iOS13.5.1」がリリース。全ユーザーアップデート推奨のワケとは?
アップルは6月2日(米国時間6月1日)に、iOSデバイス向けOSの「iOS13.5.1」のアップデートを公開しました。
同時に「iPadOS13.5.1」もリリースされています。前回の「iOS13.5」のリリースからわずか12日での更新となっていますが、いったい何が変わっているのでしょうか。
iOS13.5.1のアップデート内容は?
今回のアップデートではセキュリティ面の修正のみで、新機能の追加はありません。アップデートがまだという人のために、iOS13.5.1の内容をご紹介します。
リリースノートでは、変更点の詳しい記載はなく、「iOS13.5.1には重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます」とだけ記載されています。それだけ重要度、緊急度が高いアップデートだということが予想されます。
Appleの公式サイトによると、先月から指摘されていた「カーネル権限で任意のコードを実行できる可能性」が修正されているとのこと。この脆弱性は、端末のロックを解除して好きなアプリをインストールできる状態にする状態、いわゆる“脱獄”に用いられていたとみられます。
他のデバイスでも同様のアップデート
今回、「iOS13.5.1」「iPad13.5.1」の他に「macOS Catalina 10.15.5」、「tvOS 13.4.6」、「watchOS 6.2.6」も公開されています。
これらも同様の「脆弱性の修正」が施されています。
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