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町中華の名店を再現した調味料。ネックだった「火力の違い」を克服

ビジネス

リアルな町中華を家庭でも

町中華

商品ラインナップは4種類

――なぜこの4店舗を選んだのでしょう?

森川:店舗選びは、町中華ブームの火付け役にもなった「町中華探検隊」(ライター・北尾トロなどによる有志のユニット)のみなさんに協力していただきました。有識者のお力を借りたことで今まさに旬の“リアルな町中華”を伝えられたと考えています。

――ちなみに意識している他社のライバル商品はございますか?

森川:特定のライバル商品は意識していませんが、自分では簡単に作れない名店の味が簡単に再現できる商品として、お客様の商品選択肢のひとつになればと考えています。

閉店した店舗の客からは喜びの声

――お店に足繁く通う、熱心なファンの方々からも反響はありましたか?

森川さん:SNSを通して、多くの反響をいただいています。一部、全国区の人気を誇る中華シブヤは昨年、築地市場の移転に併せて閉店してしまいましたが、お店のファンの方から「自宅であの名店の味が食べられる」という喜びの声が上がっていたのも印象的でした。

――現在の4種類に加えたラインナップ拡充など、今後の展望はいかがでしょうか?

森川さん:やはり家庭での定番メニューでもあるため、消費者の細かなニーズに併せた商品を今後も開発してきたいと願っています。このシリーズを通して町中華の魅力をより広く伝えるべく、メニューの追加も視野に拡充を図りたいと思います。

<取材・文/カネコシュウヘイ>

フリーの取材記者。編集者、デザイナー。アイドルやエンタメ、サブカルが得意分野。現場主義。私立恵比寿中学、BABYMETAL、さくら学院、ハロプロ(アンジュルム、Juice=Juice、カンガル)が核。拙著『BABYMETAL追っかけ日記』(鉄人社)。Twitterは@sorao17

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