テレワーク生活の「想定外の出費」を減らすには?節約術をプロに聞く
通信費の節約には格安SIMも有効
では、具体的にどのような“節約術”を実践すればよいのか。やはり、テレワークでいちばん気がかりな通信費については「格安SIMを契約するのも一つの方法」と教えてくれます。
「スマートフォンのテザリングを使っている方もいるかもしれませんが、ビデオ通話が必須の場合にはやはり、データ通信量がすぐ上限に達してしまう可能性もあります。
キャリア各社も無制限プランを設けていますが、裏ワザとしては、複数の格安SIMで切り替えながら使う方法もあります。ただ、今後もテレワークが継続するようであれば、自宅に固定回線を引くのも検討してみる価値はあります」
規則正しい生活が節約への近道
染み付いた生活習慣は、なかなか変えられないもの。自宅へこもりがちになると、光熱費も知らずしらずのうちにかさむ可能性もありますが、対策として和田さんは基本中の基本である「規則正しい生活」を挙げます。
「テレワーク下では、夜ふかしをしたり生活リズムが狂ってしまった人たちも少なくないかもしれません。当然ながら、夜遅くまで起きていれば照明を使う時間も伸びます。
だからこそ、適度な時間に寝て起きる生活が大切なのですが、どうしても夜中まで起きたいという人であれば、白熱灯からLEDに変えてしまうのも手です。
初期費用こそ割高ではありますが、後々のランニングコストを考えればお得になります。また、日中に作業をする場合には、カーテンを開けて太陽の光が入る部屋で仕事をするのも手段です」