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入社1か月半で転職した23歳女性の「会社を裏切り続けた日々」

学び

両親にはまだ伝えていない

雛野

自分がそうだったように、誰かの救いになれるような作品を手掛けたいとのこと

 世間から見ると私は堪え性のない、責任感のない人間だと言われるでしょう。待遇面も(初任給すらもらっていませんが)額面28万円だった給料は3分の2まで落ちてしまいました。両親にも会社を辞めた事実をいまだに伝えていません。

 とはいえ、もう後戻りはできない環境は清々しくもあるのです。 転職先でまたも早期離職となれば、もう私を採用する企業など皆無になるはずです。だからこそこの決断は、辛い場面に「なんとか辞めずに頑張ろう」という強靭なストッパーとなりえると信じています

 自分自身のためにも、転職先のためにも、マイナスからスタートしたような社会人生活を取り返すためにも。とにかく結果を出すことを目標に、出勤初日を迎えようと思っています。

どんな仕事でもやりがいはあるはず

 あまりにも急な展開で驚かれている方も多いかもしれませんが、当然のことでしょう。なぜなら私自身もまだ気持ちの整理がついていないくらいですから。そして中途半端な気持ちで入社し、会社や同僚に迷惑をかけてしまったことに関しては非常に反省しています

 だからこそ同じ気持ちでいる就活生がいるなら、入社前に本当にこの会社でやっていきたいのかしっかり考えてほしいです。

雛野

わずか1か月半で退職を選んだという

 事実、みんながみんな自分のやりたい職種に就けるわけではないですよね。私もその一人でしたが、短い間の中で営業職にも楽しみや、やりがいを何とか見いだせました。きっとどんな仕事でもやりがいは必ずあるはず。自分の人生は一度きり。すべての人が自信を持って仕事ができる場所を見つけることができるように祈っています。

<TEXT/雛野まほ>

下ネタから人生まで、幅広く書きたいしくじり続けるフリーライター。アイドル活動中に顔面コンプレックスを抱き、総額200万円近く掛けて整形する。大学時代は数え切れないほどのアルバイトを経験し、その結果大学を留年する。座右の銘は「法に触れなきゃやってみよう」 (@hinanomaho

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