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新型コロナで広がる「キャッシュレス決済」結局おすすめはどれ?

コラム

つい「大きな買い物」をしがちだが…

 お得に毎日を過ごせるはずのキャッシュレス生活だが、なかにはキャッシュレス決済を使うと衝動買いが多くなり、逆に出費が増えてしまう人も少なくないという。

「ポイントの魔力と言いますか、『ポイントが貯まるから』とか『ポイントが使えるから』という考えで無駄な出費を増やしてしまう人がいます。あくまでこれまでのスタイルを維持することで、お得に生活できるということを意識してください。私もキャッシュレス生活をはじめてからの大きな買い物は、洗濯機の購入だけです。衝動買いはNGです」

 また、より快適で安心、スマートなキャッシュレス生活を送れるためのこだわり3点も教えてくれた。

 1つ目が決済アプリをスマホの1つの画面にまとめること。2つ目が無駄遣い防止のため、レシート読み込み機能付き家計簿アプリと、決済サービスを連動させること。そして、3つ目が個人情報流出を防ぐため、パスワードの一括管理などのセキュリティアプリを導入することだ。

キャッシュレス生活継続のコツは?

キャッシュレス

 今なお世界中を混乱させている新型コロナウィルスは紙幣や硬貨の手渡しも感染リスクがあるとされている。

「キャッシュレス生活を成功させるためには、徹底的に取り入れるのがポイント。私のように『現金を使ったら負け』というゲーム感覚でチャレンジすることで、極力、現金を使わない生活を実現してみてください」

 これからますます日常の当たり前になる可能性が高い「キャッシュレス生活」に一歩先んじることで、よりお得で便利な日常を手に入れられるのではないだろうか。

 次回、<キャッシュレス戦争の勝者は「d払いなどの通信系」。その理由は…>に続く。

<取材・文/藤冨啓之 撮影/詠祐真>

【美崎 栄一郎】
経営・商品開発コンサルタント、ビジネス書作家、講演家。花王株式会社で商品開発のプロジェクトリーダーや他社とのコラボレーションを推進し、独立。著書に『iPadバカ タブレットにとり憑かれた男の究極の活用術』(アスコム)、『快速エクセル 会社では学べない一生モノの時短術(できるビジネス)』(インプレス)など

WEBコンテンツ制作会社「もっとグッド」代表取締役。ライター集団「ライティングパートナーズ」の主宰も務める。オウンドメディアのコンサルティングのほか、ビジネス・社会分野のライターとしても活動

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