借金200万円の25歳が見た「人気オンラインサロンの闇」
「イケハヤさんに大吟醸持ってきて」
「金額をはっきり公開しないのは人によって額を釣り上げるためでしょう。洗脳された人は、数十万円と言われても出してしまうから。サロン内でも、いとう社長やしゅうへいさんは『参加費1人30万円って言っておこうw』『まじで払いそうだな』『あと(参加費として)イケハヤさんに大吟醸持ってきて』などと言っていました」
「支持者を金づるとしか思っていないし、僕らにもそれを堂々と言っていてショックでした」
そして3月、てるい氏は「お利息サロン」を退会する。「借金を抱えていても脱サラしようと言われていたが、実際に自分の力で稼げるのはごくわずか」だと後悔の弁を述べる。
「あのサロンメンバーに、それができた人は1人もいなかったし、運営側にもそれをさせる気はなかったと思います。結局、彼らの教えも『ツイッターのフォロワーを増やせ』『自分をさらけ出せ』と目新しさはない。仲間の界隈内での知見しかないので、SNSで稼ぐための手段も二番煎じなんです」
現在はフリーエンジニアとして、確実に仕事をこなし生計を立てているという、てるい氏。「借金も自力で減らすことができた」と語る。自ら情報商材ビジネスで作った借金を返すためには、甘い話ではなく、地道な努力が必要だったのかもしれない。
次回、<借金560万円のシングルマザーが見た「人気インフルエンサーの闇」>に続く。
<取材・文・撮影/詠シルバー祐真>