月収200万円「会社員×筋トレの動画で稼ぐ」27歳の副業論
「サラリーマン×筋トレ」が自分の強み
――そこで「会社員×筋トレ」の掛け合わせた動画を意識しているわけですね。
中川:僕より筋肉が凄い人なんてたくさんいますし、普通の筋トレを紹介するような内容じゃ勝てない。サラリーマンが本気で筋トレやっているというのが自分の強み。
あと意識をしているのが、共感を埋むということ。世の中の男性ほとんどが会社員。だから会社員が本気を出せばこれだけやれるという示し方として、1週間の過ごし方に密着したルーティン動画を投稿したら、数十万回再生されてバズりました。
――常にカメラを回し続けて煩わしくなることはない?
中川:今のところまったくないですね。もちろん自分のことを知って欲しいというのもありますが、自分の動画を見て、誰かのモチベーション向上につながってくれたら嬉しいです。投稿した動画のコメント欄には、「ストイックやな」「これで幸せなんかな?」「しんどそう」っていう声もありますけど、自分が好きでやっていることだからこそ苦ではない。
最初は懐疑的な人たちが僕の動画を見続けてくれて、筋トレに興味を持ったり、自分も何かやってみようと思ったりしてくれる人もいて嬉しいですよね。モチベーションは下げたくないので、しつこいアンチコメントはすぐ消します(笑)
モチベーションは共有することで維持
――副業を始めても三日坊主になって継続できない人も多いですが、モチベーション維持の方法はありますか?
中川:報告して自己責任の輪を広げることですね。僕の場合はYouTubeやツイッター、インスタグラムに行動を発信して反応をもらうことが自分のモチベーションにつながっています。
やっぱり一人だけで続けるのはしんどいですし、成果がどのくらい出ているかもわからない。SNSなどで発信すること以外に、Slackで「目標達成サロン」を作って、「お互いの現状や目標を報告して共有する」ということも始めました。
ビジネスの話から本当にどうでもいいことまで報告して共有することで、行動が継続するようになる。そういう小さい積み重ねが大切だと思っていますね。