世帯年収2000万・28歳女子のマンション経営「インスタがきっかけです」
与信を使い切ってから会社を辞めたい
――将来のビジョンはありますか?
飯田:与信を使い切ってから会社を辞めたいです。今年は1室買ったので、来年は2室買って、それから産休に入るとか。子供ができたら専業主婦になるかもしれません。
それと、子供が将来「留学したい」と言われたら、普通に行かせてあげたい。その時はマンション売ったら留学費用になるかなと思ってます。
――不動産投資に興味がある20代女性へアドバイスを。
飯田:不動産は絶対買ったほうがいい思います。特に女の人は結婚、出産、育児でキャリアが途切れるから、キャリアが順調なうちに買っておいたほうがいい。
将来、離婚することもあり得ます。不動産なら手出しゼロでローンも組めるし、元金の返済は貯金をしているのと同じです。
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飯田さんの目論見通り、再開発による値上がり益が実現すれば、毎月の手残りが少なくとも最終的には十分な投資利益が享受できそうです。
ただしワンルーム投資の収支シュミレーションでは、空室リスクや修繕費用、固都税、将来の管理費の値上がりなどが考慮されていないケースもあるため、自分で精緻なシミュレーションをすることが重要と言えます。
とはいえ、飯田さんのように「最初の物件はあくまで練習」と割り切ってしまうのもいいかもしれません。みなさんも試行錯誤しつつ、自分にあった資産形成を試してみてください。
<取材・文/bizSPA取材班 編集/詠シルバー祐真>