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混雑車両で痴漢発生?「正義感がアダになった」20代会社員の告白

学び

どちらが事実なのかは最後まで不明

「私は『別に後ろを通ったところしか見ていない』と話しただけなのに、擁護しているように捉えられてしまったみたいです。彼女の連れの男性は、ちょっとお酒臭かったので飲んだ帰りだったのでしょう。

 大宮駅に着くと3人組は逃げるようにすぐ降りてしまい、ヒゲの男性からは『ありがとうございます』とお礼を言われました。ただ、個人的には彼が本当に潔白なのか、それともウソをついているのかはわかりませんでした。私にも多少の正義感はあったかもしれませんが、まさかこんなことになるとは思わず、しばらくモヤモヤしていました」

 痴漢は許し難い本当に卑劣な行為ですが、同時に勘違いや誤解で無実の人が痴漢とされてしまう冤罪のトラブルもあります。

 実際、最近は両手でつり革を持つ人の姿をよく見かけます。リスクを避けるという意味でも誤解を招く行動をしないのが無難なのかもしれません。

特集・私の“痛勤ラッシュ”レポート

<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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