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混雑車両で痴漢発生?「正義感がアダになった」20代会社員の告白

学び

女性の勘違いである可能性を指摘

 周囲の乗客たちは、最初何が起きていたのか状況を理解していませんでしたが、痴漢だと気づいたのか少しザワザワしていたそうです。

「女性は『一緒に降りてください』と言っていましたが、これに対してヒゲの男性は『さっきから何度も言ってますが、私は何もしていませんよ』と反論。さらに周囲を見渡しながら『私、触ってなんかいませんよね』と証言してくれる人を求めはじめたんです」

 このとき、蓮村さんは目が合ったヒゲの男性に哀願するような表情で見られたそうですが、ハッキリと断言できるのは女性の後ろを歩いて通り抜けたことだけ。彼がお尻を触ったのか、触っていないのかは立っていた3人組の身体が死角になって何も見えませんでした。

 でも、ここでスーツ姿の若いサラリーマンが「ちょっといいですか?」と女性たちに話しかけます。その男性は「私はその方があなたの身体を触ったようには見えませんでした。すれ違い様にかばんか服の一部がたまたま触れただけでは?」と証言したのです。

「痴漢の味方をするのか!」と絡まれる

混雑した車両

「私の向かい側のシートに座っていた方で、ちょうど目の前に人が立ってなかったこと、混んでいる車内を通り抜けるヒゲの男性を疎ましく思っていたことも交えて話し、それでたまたま男性を見ていたといった内容のことも付け加えて言っていました。その後、男性とまた目が合ったため、私も証言しましたが、あくまで女性の後ろを通ったことしか見ていないと伝えました」

 しかし、こうした周りの証言に納得がいかなかったのが連れの男性たち。「あんたら痴漢をかばうのか!」と蓮村さんにもツバを飛ばしながら言ってきたそうです。

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