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プロ野球、2020期待のブレイク候補5人。第2のヤクルト村上宗隆は誰?

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5:清宮幸太郎(20歳、北海道日本ハム)

 昨年までの2年間での計14本塁打。そして打席数や打点なども順調に伸ばしている清宮幸太郎。いずれも「並」の選手であれば期待以上の数字を残したと言えるかもしれない。ただ「未来のスーパースター候補」としてプロのユニフォームに袖を通した清宮であれば、どうしても物足りなさを感じてしまう。

 4番にも据えられ、日本代表にも選出(怪我により出場せず辞退)され、怪物が「殻」を破るための刺激を与えられ続けた2年目のシーズンだったともいえる。

 自身と同期であり、同タイプともいえるヤクルトの村上が一躍、その打棒を開花させ注目を集めた。さらにパ・リーグにはチームメイトの吉田輝星をはじめ、有望な若手・新人がその才能を研ぎ澄ませており自身も含め、ファンの注目はあらゆる形で膨らんでゆく。

 今年の目標として掲げた数字は「40本塁打」。日本を代表するスラッガーに登り詰めるため、揺るぎない覚悟で新シーズンに挑む。

<TEXT/佐藤文孝>

新潟県在住。Jリーグ、プロ野球、大相撲やサッカーW杯、オリンピックなど多くのスポーツの現場に足を運び、選手、競技から伝えられる感動を文章に綴っている

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