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驚きの500%も…プロ野球“年俸アップ率”ベスト5。2位はヤクルト村上宗隆

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3位 島本浩也(26歳、阪神)335%アップ

年俸:850万円→3700万円

島本浩也

※画像は阪神タイガース公式サイトより

 昨季は開幕から中継ぎとして1軍に定着しシーズン63試合に登板、阪神躍進の立役者の一人と言っても過言ではないだろう。球団史上4位となる335%アップでの契約更改となり、首脳陣からの信頼も絶大だ。

 順位争いが佳境を迎えたシーズン終盤で安定感を増し、クライマックスシリーズではファーストステージ、さらにファイナルステージでも登板。年間を通して救援陣の軸としての役割を果たしている。

 昨年秋には左肘のクリーニング手術を受けているが、順調な回復をみせているという。二軍時代に自身の資質を見出してくれた矢野監督の期待に応えるべく、今季もさらに登板数を増やすことも本人が目標と語っており、心身とも万全な状態で新シーズンを迎えたいところだ。

2位 村上宗隆(20歳、ヤクルト)463%アップ

年俸:800万円→4500万円

 昨年、日本のプロ野球シーンに大きなインパクトを与えた主役の一人だ。19歳にして、36本塁打・96打点はまさに規格外。早くも「令和の怪物」の異名を欲しいままにしている。

 鋭いスイングからライトスタンドへ打ち込む本塁打もさることながら、逆方向への飛距離も魅力のひとつ。打率.231、リーグワーストの三振数184、また守備面と、3年目の今季に克服すべき課題も少なくない。が、「長打力」という溢れんばかり魅力をさらに磨いてほしいと多くのファンが望んでいるはずだ。

 チームでは長年、主砲を担ったバレンティンが移籍、村上の立場もさらに重要度が増す。2020シーズン、「2年目のジンクス」をもろともしないのか、大きな注目が集まる。

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