久しぶりに会った弟がヤクザに「どうするべきか」兄の複雑な胸中
今までと変わった様子はなかったが…
斎藤家が1年で唯一集結するのが新年会。そこで顔を合わした拓馬さんは口数は少ないものの、家族に対しては暴力的でもなく、おかしな様子はなかったそうです。
「もともと口数が多いタイプではなかったこともあって、言動からは人が変わったような様子は伺えませんでした。しかし弟がヤクザだと知ってしまってからはたとえ血を分けた存在であっても少し怖くて……。家族の新年会も行くのに気が引けるようになってしまいました。正直今後弟とどんな顔をして会えばいいのかわかりません」
拓馬さんが暴力団員になったと知ってからは、今まで以上に距離を取るようにしていると斎藤さんは悲しげに語りました。いつの日か兄弟間でしっかりと話し合いが出来る日が訪れることを願うばかりです。
― 特集・兄弟姉妹のトホホな話 ―
<TEXT/小畑マト イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>
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