ガスト、幸楽苑も…年末年始に「営業休止するチェーン店」はどこ?
銀行ATMも一部機能を停止
さらに「NTTドコモ」の展開する全国約2300店舗のドコモショップは2019年12月31日から2020年1月3日まで休業。同じく「ソフトバンク」の販売店でも大晦日と元日を休業とするようです。一方、「au」は2019年の大晦日と元日の2日間をauショップの「休業推奨日」に設定し、店舗ごとの自主判断としています。
年末年始に休業するのは、サービス業だけではありません。全国銀行協会(全銀ネットワーク)が金融機関をつないでいるATMネットワークシステムのメンテナンスが、2019年12月31日から2020年1月4日にかけて実施が予定されています。全銀ネットワークのサイトでは、銀行ATMの一部機能停止や、振込時に注意が必要と説明されています(参照:全国銀行協会)。
口座を持っている銀行のATMは問題なく操作できますが、他の銀行の口座から引き出したり、また預け入れることはできなくなるようです。ただ、ゆうちょ銀行やコンビニのATMでは提携している銀行のサービスを利用できるようです。
ネット上では意外と好意的な反応
様々な小売・サービス業で「営業休止」が拡大していますが、多くの企業が「年越しから元日まで家族と過ごして欲しい」「従業員の『元気』充電のため休業いたします」など、従業員のモチベーションに対する配慮を示しているようです。
ネット上の消費者の反応を見ると、「不便になった」と嘆く声が多く見られるかと思いきや、思いの外歓迎されているようです。「利用する側としては便利だが、働いている方は大変そう」という意見や、「正月らしいムードを大切にしたい」という考えもあります。
さらに「他の所も休めばいいのに」「素晴らしい」「丸一日休みじゃないのか」など、否定的よりは、肯定的な意見のほうが多いように見られます。世間は意外にも、年末年始のサービス業、小売業の「営業休止」に対しては寛容なようです。
<TEXT/木下陽一>