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打ち合わせに「スマホでメモ書き」はアリか?20代と40代で対照的な声が

ビジネス

スマホを触るのはサボってるみたい?

 まずは20代の「いいえ派」の意見から。「相手に失礼だから」(29歳・男性)、「上司に何か言われそうだから」(26歳・女性)など打ち合わせ中にスマホをいじるのは失礼という認識が。似たところで「スマホを触るのはサボってるみたいに見えるから」(29歳・女性)という声もありました。

 ほかには「絵や図を残せない」(24歳・女性)、「紙のほうが記憶に残るから」(23・女性)といった、あえて“紙を選びたい派”の意見や、「就業中にスマホをいじれる環境にない」(26歳・女性)、「携帯を使える職場ではないので」(29歳・女性)など、職場の都合でスマホを使うことさえできないという意見もありました。

 20代「いいえ」派の意見をまとめてみると、意外にもマナーにまつわる理由だけではないということがわかりました。

20代がスマホを使うのは「利便性」から

打ち合わせ

 一方で「はい派」の20代はスマホの「利便性」を理由にした意見が多いです。具体的には「紙に書くより早い」(26歳・女性)、「ペンをとるより楽だから」(27歳・男性)といったところです。

 また、「いつでも使えて、いつでも見れるから」(25歳・女性)、「いつも手にするものだから、いつでも確認できる」(29歳・女性)といった利便性を重視する声や、「内容をデータ化して、他の人にも共有したりできるから」(28歳・女性)、「計算機などの機能を使いたいときに一緒に使ったほうが楽だから」(25歳・女性)といった多機能性を挙げる意見もありました。

 こういった意見を目の当たりにすると、今さらながら「スマホは便利なツールだなあ」としみじみと実感できます。またサボるサボらないも、言ってしまえばツールではなく個人の問題。「紙やパソコンは良いのになぜスマホだけ?」と疑問に思うのは当然かもしれません。

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