新入社員が高級ブランド時計をつけるのはアリ?
知っているようで意外と知らない社会人のビジネスマナー。社会人になりたての頃ならまだしも、入社して3年過ぎても知らなかったり、間違ったマナーを覚えていたりすると、思わぬタイミングで恥をかくことになりますよ!
今回は「身だしなみ」について、人財育成や企業コンサルティング、研修、講演や、メディア出演、NHK大河ドラマなどのマナー指導なども行い、28万部の『お仕事のマナーとコツ』(学研)、『かつてない結果を導く 超「接待」術』(青春出版社)など国内外で85冊以上もの著書、監修本もある西出ひろ子氏に、現場で使えて役立つビジネスマナーについて話を聞きました。
これをやったら即NGなビジネスマナー
お客様やお取引先はもちろんのこと、上司や先輩、同期からも一目置かれるようになるためには、「第一印象=身だしなみ」をきちんと整えることが大事です。
例えば会社で行うプレゼンテーションや他社訪問、あるいは商談に挑むときなど、ビジネスシーンで失礼のない身だしなみについて、外せない3つのポイントをしっかりと確認しましょう。
1つ目は「清潔感」。相手に不快感を与える不潔な見た目はNGです。
あなたが属している企業や職種、業種によって異なりますが、一般的には、特に無精髭は不潔の象徴。毎朝、剃る習慣をつけましょう。毛深い人は電気シェーバーを携帯するなどの工夫も。寝グセは蒸しタオルを使うと簡単に直せます。理容院や美容室で定期的なヘアカットも忘れずに。
グレーのスーツは3年目以降に
そして、スーツは体型に合った物を選んでください。色は新人のときは、濃紺か黒が無難です。グレーは、3年目以降に着用することをおすすめします。ワイシャツは白が基本です。袖のシワや、首回り、手首の汚れに注意し、毎日必ず洗濯をしましょう。
ネクタイはストライプなどシンプルかつフレッシュな柄をオススメします。
靴とカバンは革製の黒がベスト。ライトな茶系は軽薄な印象になるので若手の間は控えるほうが無難です。くるぶしが丸見えのアンクルソックスや夏場のスケスケな靴下もスーツにはマッチしませんから、着用しないように。ただし、カジュアルな服装をOKとして、会社の規則でOKであれば、もちろん、履いてもいいですよ。