ワークマンの5000円防寒ウェアが最強。開発者に聞く“バイク野郎”の精神
私たちは作業着の専門メーカー
――さすが筋金入りのライダー。今後もライダー垂涎の製品を次々と発売していくんですね。
八木:ただし、大事なのは既存のお客様。もちろん、ライダーの方をないがしろにすることはしませんが、本当にバイク専用の機能だけという商品は作りません。ワーカーのお客様が、作業用品としても、満足して使ってもらえるようなものにします。
これがワークマンと、専門メーカーとの違いで、私たちは作業着の専門メーカーとしてワーカーとライダーを両立するような商品を作らないといけないと思っています。作業用品を求めるお客様にプラスで、バイク乗るお客様やキャンプのお客様にも使ってもらえるような商品を作っていきたいです。
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どれだけ製品が一般ユーザーの間で普及したとしても、以前から自分たちの商品を愛用しているワーカーのことを決してないがしろにしない。「それは絶対です」と八木さんは言う。代名詞のブランドAEGISの開発者に、ワークマンの精神を感じることができた。
<取材・文・撮影/日下>