楽天が「東京コレクション」の冠スポンサーに。業界人の反応は?
毎年、春と秋に開催されるファッションウィークは、パリやミラノやロンドン、ニューヨークなど世界主要都市を筆頭に開催されるファッションの祭典である。
東京も1980年代に始まって以来、30年以上に渡りファッション産業の振興や若手デザイナーの表現できる場として催された歴史がある。ファッション業界人やモデル、メディアなど、ファッションショーに関わる界隈からは、「東京コレクション」という呼び名で親しまれている。
アマゾンからバトンを受け取った楽天
春秋のシーズンになれば、会場周辺でファッショナブルな格好をして歩く関係者を目にすることもあるだろう。そんな東京コレクションだが、今年10月からは楽天が冠スポンサーを務めることになった。
これまで、2011年から5年間はメルセデス・ベンツが、2017年からはアマゾンジャパンが冠スポンサーを務めていた。しかし、今年の春を最後にアマゾンジャパンが冠スポンサーから退くことを発表したのだ。
これを受けて、JFW推進機構(一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構)は、ファッションショーの継続の是非を問われていたが、最終的には次期スポンサーとして楽天に白羽の矢が立つ結果となり、今回の開催に至る。
「楽天ファッションウィーク」と名を変えて、新しく始まる東京コレクション。ファッションの祭典として歴史を刻んできた東京コレクションは今後、どのようになっていくのだろうか。