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20代で1200万の外車を一括購入した男に聞く「効率よくお金を貯める技術」

コラム

更新料を払う前に、家賃交渉するべき

ランボルギーニ

「平均年収以上あれば、ランボルギーニは一括購入できる」と断言する中村さん

 すでに賃貸を契約して住んでいて、家賃を減額してもらいたい場合は「契約更新のタイミングが狙い目」だという。

「更新料を減額してもらえることはあまりないのですが、更新のタイミングで家賃の減額交渉をすることはできます。入居する際と同様に、条件が近くて安い周辺の物件と比較して『同額にしてくれるなら更新します』と交渉します。この方法で家賃が下がったことも実際にあります。

 その他、更新の際にできる節約としては、火災保険料があります。管理会社に指定される火災保険には基本的に高いマージンが乗っているので、自分で安い火災保険を契約すれば、保証の内容は同等でも保険料は下げられます。管理会社に『新たに火災保険料を振り込んでください』と言われたら、自分で契約した保険の保険証書を送付すれば問題ありません」

「退去の際に高額の費用を請求された」なんて話もよく聞きますが、これをどうにか減額する方法はあるのでしょうか。

「国土交通省のサイトで見られる『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』に詳しい記載がありますが、例えばクロス(壁紙)は経年劣化によって6年で残存価値が1円まで下がります。つまり住んでいた年数に応じて、原状回復で請求される金額は減っていくので、新しいものに張り替える費用を全額を支払う必要はないんです。それを知らなければ、請求された金額を疑いもせず支払ってしまいますよね。知識がない状態で業者の言いなりになるのが一番損です。Webサイトで読める、かじった程度の内容でも構わないので、知識として知っておくことが大切だと思います」

3大キャリアが格安SIMよりお得にも

 格安SIMにもいろいろなサービスがありますが、結局どれがお得なのでしょうか。

「通信費を抑えたいなら格安SIM一択だと思います。なかでも『UQモバイル』と『Y!mobile(ワイモバイル)』がおすすめです。格安SIMの多くは、3大キャリアから細い回線を引いているので、通信が集中する時間帯に速度が落ちてしまうんです。でもUQモバイルはKDDI、Y!mobileはSoftbankの子会社で、それぞれ親会社の太い回線を使っているため速度が落ちません」

 ところが、中村さんが使っているスマホは大手キャリアのものだといいます。その理由を聞いてみると……。

「僕は大手キャリアを使っています。これは通信費だけではなく機種代を考慮した結果なんです。iPhoneやAndroidの最新機種を使いたい人にとって、大手キャリアは機種代の割引や継続利用によるキャッシュバックがあるのでお得です。僕が試算したところ、格安SIMで最新機種を使った場合と3大キャリアで最新機種を使う場合では、あまり価格差がありませんでした。

 支出を抑えるために格安SIMを使うなら、スペックの低い端末や古い機種の中古品を安く購入しなければあまり意味がありません。僕は常にさまざまな情報を集めるツールとして回線速度を重視しますし、ストレス無く動作する最新機種を使うことが価格以上に大切だと思っています。ただ、最新機種を持つことは世界的にみても非常に贅沢なことなので、最新のスマートフォンをただなんとなく使っているだけという人は、本当にそれが必要なものなのか一度しっかり考えてみてほしいですね」

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