渋谷ハロウィン、飲酒規制で「タピオカが人気」2日間の現場ルポ
ハロウィン本番が一番盛り上がりを見せた
今年のハロウィンを最後にハロウィンブームも終焉を迎えるのでは……そう思って迎えたハロウィン当日の31日。
夜の21時時点で、多くのハロウィンコスチュームに身にまとう姿が見られた。渋谷スクランブル交差点は溢れんばかりの人で埋め尽くされ、歩くのがやっとの状態。さらに、センター街、道玄坂や文化村通りなどが歩行者天国になっていて、26日とは比にならない、盛り上がりを見せていた。
さっそく、ハロウィン当日に羽目を外す場面に出くわした。車から爆音で音楽を流す集団がおり、行き交う人々の注目の的になっていたのだ。
音量が大きすぎるので、騒音問題にならないかと思った矢先、警察官が駆けつけて指導が入った。「先ほど騒音について連絡があって今駆けつけた。迷惑行為なので止めに入った」と語っており、どんちゃん騒ぎがいつ起こってもおかしくない状況なのだろう。
飲酒規制でタピオカ人気が爆発
異様な盛り上がりの中、行き交う人々の手にはノンアルコールのタピオカミルクティーやエナジードリンクを持つ姿も。酒類販売自粛の影響で、ノンアルコールドリンクの需要が高まったようで、実際、センター街のタピオカショップには行列ができていていた。
タピオカミルクティーとハロウィンコスチュームの組み合わせは、「インスタ映え」のネタとしてもってこいだ。タピオカミルクティー片手に自撮りをする女性や、あえてタピオカミルクティーを買ってナンパする男性など、新たなトレンドも垣間見れた。
時間の関係で31日はあまり現場にはいられなかったが、今年はハロウィン本番に一気に人が集中したように思えた。