告白を断っただけなのに…20代男子が体験した怖すぎるLINE
LINEやSNSなど文字でのコミュニケーションが増えてくると、怖いのが文字による攻撃です。顔が見えないからこそ、強い口調や心無い言葉を投げかけてしまうこともあります。今回はそんな言葉の攻撃の対象にされてしまった20代男子の恐怖体験をご紹介します。
大学3年生の江口雄大さん(仮名・21歳)は、ファストフード店に勤めて今年で3年目。今年からバイトリーダーにもなり、他のアルバイトと関わる機会も多い立場でした。そんなアルバイト先に、高校1年生になったばかりの女子高生、Yさん(16歳)が新人として入ってくることになったのです。
バイト先の女子高生の教育係に
「店長からの指名で、僕がYさんの教育係として付くことになりました。教育係をするのは何度目かでしたし、Yさんは明るくて素直な子だったのでとくに不安はありませんでしたね。他のバイトともすぐに仲良くなっていましたし、仕事もきちんとしてくれるので優秀な子が入ってくれたと、店長と話していたくらいです」
教育係という立場の江口さんは、Yさんと一緒に過ごす時間が多いため、バイトメンバーの中でもとくに慕われている様子でした。ほかにも勉強や友達のことなどを個人的なLINEで相談されることもあり、プライベートな部分でも関わることが増えていったのです。
そんなある日、YさんからのLINEを見た江口さんはその内容に驚きを隠せませんでした。
「Yさんがバイトとして入ってから1ヶ月くらい経った頃でしょうか。本当になんの前触れもなく、YさんからLINEで告白をされたんです。びっくりしすぎて一瞬、ドッキリを疑いましたね。でも実は僕、2年ほど付き合っている彼女がいまして……もちろんYさんをそういう対象で見たことはなかったんですが、距離感を縮めすぎてしまったなと反省しました」
突然の告白を断った。そして…
彼女がいることをはっきりと伝え、丁寧な文章で告白を断った江口さん。そのときは、Yさんも納得してくれた様子だったといいます。しかし、その翌日一緒にバイトに入ったYさんは、明らかに今までと態度が変わっていました。
「今まではYさんから積極的に質問をしてくれたり話しかけてくれたりしたのですが、それが一切なくなりました。僕に確認するべきことも、他の人に確認するなど若干業務面でも支障が出てしまうほどになってしまって…」
そうなると、当然周囲のバイトメンバーたちも2人の様子がおかしいことに気づき始めます。江口さんは何人かに何かあったのか聞かれたそうですが、あまり告白のことを言いふらすのも良くないと思い言葉を濁していました。