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フォーエバー21もか…日本撤退した有名企業の事情、5連発

ビジネス

 9月25日、ファストファッションブランド「フォーエバー21(FOREVER 21)」が、10月末日限りで、日本国内の全店舗を閉店し、オンラインストアについても閉鎖する予定であると自社ウェブサイトで発表しました。

フォーエバー21

※画像はイメージです(以下同じ)

 2009年4月、原宿に第1号店を出店。以降は長らくファストファッションブームを牽引する存在でしたが、破産申請を準備しているという報道がアメリカでされるなど、近年は経営難で苦しんでいました。

 これ以外にも、様々な事情で日本から撤退した企業や店舗があります。今の20代には懐かしいブランドもあるかも? 早速、振り返ってみましょう。

1)オールドネイビー

オールド・ネイビー

 1994年にGAPのセカンドラインとしてスタートしたオールドネイビーは「世界一楽しいファッションストア」をテーマとし、売り場をスーパーマーケットに見立てた独自の販売スタイルで人気を博しました。

 アメリカでは数年で500店舗まで拡大し、GAP社の売上げの36%(約4000億円)を稼ぎ出す存在にまで成長。日本での展開は、2012年7月にお台場で1号店をオープン。北米以外では初の出店でした。

 一時は53店舗まで拡大したものの、GAP社の営業不振に伴い、2017年1月に日本市場から撤退が発表されます。日本進出からたった4年での幕切れという残念な結果に終わりました。

2)店舗型ハーゲンダッツ

ハーゲンダッツ

 全世界規模で営業展開されている高級アイスクリームブランドであるハーゲンダッツ。

 現在日本ではコンビニやスーパーで販売されていますが、少し前まではリアル店舗も存在していました。1984年に日本法人が設立され、同年港区青山に第1号店が開店。

 翌年には横浜や原宿、大阪や神戸、京都に直営店を続々オープンし、ピーク時の1994年には全国で95店舗もありました。しかし1999年以降、緩やかに減少し続け、2013年4月25日に千葉県浦安市の新浦安店が閉店したことにより、全ての店舗の営業が終了しました。理由は、コンビニやスーパーなどでのカップアイス商品の売上拡大。「ブランドの発信拠点としての役目を終えた」(同社)と、説明しています。

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