入社3年以内の“辞めたい社員”の嘆き「理不尽な理由で怒鳴られた」
「理不尽な理由で怒鳴られた」退職予備軍たちの声
それぞれの「辞めたい理由」に対しては、以下のようなコメントが寄せられています。
「人間関係がよくない」
・理不尽な理由で怒鳴られた。
・上司のパワハラやモラハラがひどく、毎週飲み会に強制参加させられる。
・同僚と性格が合わず常に気を使ってしまうので仕事がしづらい。
「職場環境がブラックである」
・目標という名のノルマがある。
・残業代が出ない。
・インフルエンザでも出勤しなければならなかった。
「仕事内容に不満がある」
・客からの理不尽なクレームが多い。
・毎年部署が変わり、深い内容まで業務を習得できない。
「入社前の理想と入社後の現実にギャップがある」
・希望の配属先ではないところに配属された。
・入社前と入社後で求められる業務が異なる。
周囲のフォローで回避できることも
「3年で3割退職」という離職率の数値が定着していますが、会社を辞めたいと思っている人の理由を見ると、企業の体制そのものの改善が必要なものがある一方で、直属の上司や同僚が彼らの声に耳を傾けることで回避できそうなものもあるようです。
自身が退職予備軍であるという人は、自分だけで抱え込まず、まず周囲の社員に相談してみるのもひとつの手かもしれませんね。
<TEXT/bizSPA!取材班>
【調査概要】
調査内容:「就業意向に関する調査」(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
調査期間:2019年4月20日~2019年4月24日
調査対象:全国の17~29歳男女・現在の雇用形態が「会社員(正社員)」「会社員(契約社員・派遣社員)」「公務員」・入社時期が2017~2019年・有効回答150名(男性41名・女性109名)
調査方法:インターネットによるアンケート
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