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若者のLINEにアラサー女子がギブアップ。年の差恋愛はツライよ

暮らし

 中高生の頃からスマホやSNSに触れてきている平成生まれの若者たち。オンライン上でのコミュニケーションをよく知っているので、友達はもちろん、恋人とも時間に関係なく連絡を取り合ったりするようです。

スマホ

※画像はイメージです(以下同じ)

 しかし、最近付き合いはじめた若い医大生とのLINEのやり取りに「違和感があった」と語るのは、広告会社に務める山下有紀さん(仮名・34歳)。

 山下さんよりも10歳以上も年下の彼氏に「ある程度の世代間ギャップは覚悟していました。ただ、昭和世代には受け入れられないLINEばかりで対応に困っています」と困惑気味です。

LINEのレスが早すぎて疲れてしまう

「前の彼氏が年上のバリバリ昭和男子で、SNSもやってないような人だったので、付き合っている時の連絡はたまにメールをくれるくらいで、すごい寂しかったんです。今の彼氏は、毎日、何回も連絡をくれるので、当初は嬉しくて、楽しくて満たされてました」

 ただ、それは最初のうちだけで、最近ではあまりの連絡頻度に「ほとほと疲れ気味」だと話します。

「メッセージを送ると、速攻で“既読”がつくんです。もちろん毎回ではないですが、2回に1回以上はそうですね。しかも彼はスマホで文字打つのが早いから、メッセージを送ってLINEを閉じる前に返信がきて、こっちの“既読”もついてしまうんです。すごいプレッシャーに感じますよね?」

 とはいえ、相手側は催促しているわけではないので、プレッシャーを感じなくても良いのでは?

「そう思うじゃないですか。で、しばらく返信をしないでいると、同じ内容を何度も送ってききたり、『何してんの?』とか『忙しいの?』とか追い込みが来るんです。もちろん、あらかじめ即レスするのは厳しいと伝えているし、彼も了承してくれているんですが……」

やたらとLINEで自撮りを送ってくる

LINE

有紀さんが返信する前に、やたら彼からメッセージが届いている

 さらに「まだ困っていることがある」と有紀さんは続けます。

「彼、自撮りが大好きで、学校の教室とか、駅のホームとか全く特別ではない場所でも毎日、その写真を送ってくるんです。送ってくるだけならまだしも、私にも『自撮りの写真を送ってほしい』と催促してくるんです」

 自撮りに慣れてない有紀さんは、景色の写真や食べ物の写真を撮って送っているようですが、彼はなかなか納得してくれないようです。

「彼はまだ若いからいいけど、私みたいなアラサー女子が、どこかしこで自撮り写真を撮っている姿を傍から見たら完全に痛い女ですよね。最近は動画も送ってくるし、もしそっちまでもリクエストしてくるようになったら、かなり面倒くさいですね」

 動画は視聴するのにパケットもかかってしまうので、厄介ですね。有紀さんは彼と付き合ってから、スマホをデータ通信無制限のプランに変更したとか。

「もともと動画なんて全然見なかったので、最低限の料金プランだったのですが、彼と付き合ってから、すぐに使い切ってしまうようになったので、泣く泣く高めのプランに変更しました。でも、最近の若い子は文字を入れて編集した動画を送ってくれるので、いつも観るのが楽しみです」

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