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モスバーガー、1300円の高級バーガーを発売。そのお味は?

暮らし

1300円のモスプレミアムバーガーのお味は?

 注文してから10分ほどで「モスプレミアムバーガー」がやってきました。白いお皿でポテトと一緒に登場です。まるで洋食店で出てくるような雰囲気。

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「モスプレミアムバーガー」メニュー通りの外見だ

 

 食べる際には、卓上に置いてある白い紙(バーガー袋)か、ナイフ、フォークを利用します。紙で包んでいつものスタイルでかぶりつくのもよし、ナイフとフォークを利用してちょっと上品に、なんてこともできるわけです。

 肝心の味はというと、確かに本格派。ほのかに焼き目が付き、さくっとした食感も楽しめるバンズ。通常のモスバーガーのものと比べて1.8倍の大きさがあるパティ。あらびきで肉々しさが残っており、しっかりとした噛み応えもあります。

 契約農家が栽培したみずみずしいトマトとレタス、グリドルでソテーして甘さを出したオニオン、塩気のきいたベーコン。そして具材に絡み合う、モスプレミアムバーガーに合わせて作られた特製のミートソース。普通にうまい、文句なしの味。しっかりと手もかかっており、ボリュームも申し分なく、満足のできる一品です。

ハンバーガー以外は一般的な価格設定

 筆者はハートランド(490円)といただきましたが、ビールのほろ苦さにもマッチしていて、たまりませんでした。

 モスバーガー(370円)が3個買える値段に疑ってかかっていましたが、その価値がある一品でしょう。ちなみに筆者はモスプレミアムバーガー(1300円)、海老とキノコのアヒージョ(780円)、ハートランド(490円)の合計3品頼み、合計で2570円でした。

 ハンバーガーがすべて1000円以上ということに目がいきますが、そのほかのメニューは一般的な価格設定です。普通に食事を食べに行くと考えれば、コスパは悪くないでしょう。
  
 2018年8月20日に2店舗で起こった食中毒の影響を引きずり、業績が低迷しているモスバーガー。高級路線への挑戦がこれからどのように広がっていくのか、否か。引き続き注目してみたいと思います。
 
<取材・文・撮影/小林たかし>

フリーランスのライター、主にweb媒体を中心に様々な分野で執筆を手掛ける。守備範囲は広いがとりわけ、変なもの、ことに関する興味が強い。最近の目標はヘビトンボを食べてみること。

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