働き方改革で、仕事環境は本当に良くなった?10人に1人が「悪化した」
働き方改革に満足している人は10%以下
「現在の働き方改革への満足度はどのくらいか」という質問には、「とても満足している」1.1%、「満足している」5.0%に対し、「全く満足していない」37.9%、「満足していない」21.8%という結果となっており、60%近くの人が納得していないことがわかりました。これは大いに改善の余地があるといえるでしょう。
さらに、「今後の働き方改革への期待度はどれくらいか」の質問にも、「とても期待している」5.7%、「期待している」17.1%に対し、「全く期待していない」35.0%、「期待していない」19.3%と、改革にネガティブな印象を持っている人が過半数という結果になりました。
今後、「働き方改革」をより充実したものにするため、企業は「おおまかな仕組みづくり」から「従業員一人ひとりの適正、仕事量、進捗の管理」に取り組むことがいっそう求められるようになるのではないでしょうか。家族構成やライフスタイルが多様化していくなかで、従業員満足を高めることが、企業の生産性を高めることにもつながっていくでしょう。
<TEXT/なかたり>
【調査概要】
調査内容:「働き方改革開始後の変化」(株式会社ワークポート)
調査対象:当社利用者とSNS利用者
調査期間:2019年4月11日~5月7日
有効回答:280人
12