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生保レディ主催のセクシーパーティに参加したら…20代男子の恥ずかしい失敗とは

コラム

オシャレなお店で営業トークを展開され……

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(C)Maksym Azovtsev

「ワインで乾杯したあと、彼女がカバンからおもむろにノートパソコンを取り出しました。業界の市場規模から僕の生涯収入を試算したらしく、先日提案したプランがいかにお値打ちかプレゼンを始めたんです。よくもこんな場で堂々と話せるなと思いました。周りの視線が痛かったです。その場で契約させる気だったんでしょうね……」

 お酒の力を借りても、結局、彼女に仕事を忘れさせることができず、契約の件はペンディングにしたそうです。意気消沈する加藤さんはコース料理の代金を全額支払い、ため息交じりで帰宅したそうです。

 その後も勧誘とおぼしき電話が数日おきに掛かって来たそうですが、周囲の反対もあり、スルーを決め込んだといいます。

「もっと自然に色恋営業を仕掛けてくれたら、遅かれ早かれ契約していたと思います。向こうも仕事を覚えたてだったので、展開を急ぎすぎてしまったんでしょうね。もしくは僕なら多少強引でも大丈夫と高をくくられたのか。浮かれてしまい恥ずかしい限りですが、勉強代と思うしかないですよね……」

 もともと健康で、将来の不安もないという加藤さん。保険を契約してしまっていたら、もっと高い勉強代を払うことになったでしょう。しかし、一番大変なのは、そこまで熱心に勧誘しなくてはならない保険業界の営業かもしれませんが。

特集・今さら後悔している自己投資

<取材・文/蒲須坂正男 イラスト/デザイア恵利(@desire_eri)>

趣味はラジオを聴きながら散歩すること。ローカルな駅でふらっと降りて、口コミやレビューがない店に入るのが好きです

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