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ふるさと納税サイト「中の人」が選ぶオススメ返礼品 うなぎからアニメコラボグッズまで

コラム

 前出のトラストバンク広報・田中さんによると、「20代のふるさと納税利用率は約2割くらいと、意外に低いのが実情」だとか。

「20代は所得が高くないため、控除限度額も限られています。そのため、他の世代と比べてふるさと納税への関心が低いのでは」と分析。

 しかし、それは非常にもったいないと指摘します。

「たとえば、5000円の寄附でも返礼品を用意している自治体があるので、上手く活用したいところです。ほかには、自治体によってポイント制を採用している場合があります。これなら、前年の寄附で貯めておいたポイントを、今年の寄附分と合算して豪華なお礼の品を狙うといった、柔軟な使い方ができます」

 ふるさと納税と聞くと、「確定申告の手続きが面倒」というイメージがあるかもしれませんが、ワンストップ特例制度を申請すれば、確定申告不要となり、たいした手間はかかりません。

 一応、ワンストップ特例には「1年間の寄付先が5自治体まで」という制限がありますが、多くの20代にとって意識する必要はないでしょう。

 今やネット通販感覚でお手軽に利用できるふるさと納税。活用しない手はない、お得な制度なのは間違いない!

<取材・文/栗林篤>

元IT企業のサラリーマン。株主優待と家賃収入で細々と暮らすフリーライター。著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』がある

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