結婚式で予想外のとばっちり。翌日、新婦に激怒された理由とは?
夫婦のいざこざを人ヅテに聞かされて…思わぬ誤解を招く
二次会はホテルの屋上のラウンジで開催され、村山さんは、「せっかくの機会なので、披露宴で隣の席に座ったテレビ関係者と親交を深めたい」と、参加。しかし、彼らは会場にいる女の子をお持ち帰りしようと目を光らせていたため、相手にしてもらえませんでした。
「仕方ないので、新郎の大学時代の友人と話をしていました。すると新郎が、以前から香菜さんに不満を持っていることがわかりました。たとえば、仕事で夜遅くクタクタになって帰宅した新郎に、香菜さんは『私の話を聞いて!』と、2時間近くしゃべりっぱなしで、眠らせてくれないのだそうです」
そんな夫婦のいざこざを聞かされ驚きつつも、その夜は楽しく飲んで帰宅した村山さん。ところが翌朝、予想外の出来事が起こったのです。
「新婦から電話があって、『よくも私の披露宴を壊してくれたわね、ひどい女!』と怒鳴られたのです。まったく身に覚えがなかったので、なんと返していいのかわからず、黙っていると、どうやら私が新郎の大学の友人から聞かされた“夫婦のイザコザ”が彼女に漏れ伝わって、怒っているそうでした」
ひどい濡れ衣でがっかりした村山さんは、電話を折り返して誤解を解こうとしますが、すでに着信拒否されていました。「それ以来、あまりよく知らない人の披露宴には参加しない」と、今後、心に誓ったそうです。
― 結婚式はツラいよ ―
<取材・文/夏目かをる イラスト/小池祐子(@ikeko322)>
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