年収180万円から1億円超に。“稼げる人”が実践しているシンプルな習慣
「すべての創作は模倣から始まる」という言葉通り、稼ぎたければ「すでに稼いでいる人」をトレースすることが重要だ。明日の成功を勝ち取るために、まずは旬な成功者たちの金言に耳を傾けてみよう。
シンプルな習慣の継続が、稼げる男に自分を変える
普段の何げない習慣を変えるだけでも、稼げる人に近づける。
『年収1億円になる人の習慣』(ダイヤモンド社)の著者である山下誠司氏(43)は、美容師として働き始めた当時の年収はわずか180万円ほど。しかし、そこから31歳になる頃には年収1億円を突破した。
「僕がまず見直したのは、起きる時間です。朝は電話や来客など邪魔も入らないから集中できます。朝の1時間は昼の4時間に匹敵するくらい効率的に仕事ができる。それに、自分を管理できている感覚が自信に繋がりました」
早起きを始めてから、仕事に追われていた日々が追う側になり、密度も飛躍的にアップしたという。
「しかも、早朝に仕事をすると、たとえ結果が伴わなくても『アイツはやる気がある』と、普段の何倍にも増して稼げる人が自分を買ってくれる。稼げる人間になるためには、すでに稼いでいる人に引き上げてもらうことが大切です。超一流はレスポンスが速くて、行動力のある人を応援したがる。ならばそうなるのが一番の近道です」
休日の服装に”稼げる人”の秘訣がある
また、休日の服装にも“稼げる人”になるための秘訣がある。
「僕は休みの日でも、すぐ人に会えるこぎれいな服装を心掛けています。ラフな印象を与えてしまう服も絶対に着ません。外見をしっかりすればおのずと中身も変わる。所作や意識が丁寧になり、不思議とやる気も起こります」
また、服装は相手との距離感も調節できるらしい。
「稼げる人は人間関係の距離の取り方も上手なものです。ただ距離を縮めるだけでは関係性に緊張感がなくなりますが、反対に距離を取りたいときはえり付シャツやピシッとアイロンの線が入ったスーツを着たり、同期や部下にも敬語で話したりする。これらを習慣にできれば、おのずと“稼げる人”に一歩近づくはずです」
[山下誠司の稼ぐ思考]
・早起きが稼げる男への近道
・休日でもラフな服は着ない
・言葉や服装で、距離感を保つ
【山下誠司】
日本最大級の美容室「EARTH」を運営する、アースホールディングス取締役。専門学校卒で、年収は180万円から1億円に
― [稼げる人]の思考法 ―