スーツの寿命はどう見極めるか?クリーニングのしすぎは逆効果
クリーニングのしすぎはかえって生地が傷む
また、小まめにクリーニングに出せば大丈夫という人も多いだろうが……。
「クリーニングのしすぎはスーツの脂を落とし、かえって生地を傷めてしまいます。長持ちさせるためには、クリーニングの頻度を少なくするべきです」
最後は、スーツの型の流行から、買い替えどきを考える。
「今、ラペル(上襟に続く身頃の折り返し部分)は8センチ程度が標準ですが、数年前はもっと幅の細い商品がはやりでした。流行を追求する場合、5~6年で買い替えが必要になります」
流行遅れのスーツは、ビジネスに悪影響を及ぼす場合も。
「男性のスーツより、女性の流行の周期は短いです。男性のスーツをよく見ている女性の取引先や同僚は多い。商談や飲み会を乗り切るためには、スーツの流行も意識するべきです」
買い替えるならどんな型のスーツを買うべきか?
では、今買い替えるならどんな型のスーツを買うべきか?
「今は、着丈が長くラペルも幅広な英国風三つ揃いがはやっています。ベスト単体でもクールビズに活用でき、おすすめです」
<スーツの光沢を守るコツ>
① ショルダーバッグなど不必要な摩擦を避ける
② マメにブラッシングをし生地の毛並みを整える
③ クリーニングを減らし生地の脂をキープする
=====================
【これを過ぎたら危険】
スーツ:5~6年(※)
流行の型を押さえたスーツを着ている、デキるビジネスマンに見られたければ、ケチらずに、5~6年で新調すべし(※着用頻度による)
=====================
【shichilie】
『サラリーマンのファッションを考える』管理人。スーツ、ジャケット、革靴、時計などのファッションアイテムのメンテナンス、コーディネート、買い方、着方を紹介。購入レビューも展開
― [買い替えどき]を見極める ―
12