スーツの寿命はどう見極めるか?クリーニングのしすぎは逆効果
ゴールデンウイークの休み中、部屋の整理整頓と一緒に、古くなった身の回りのモノを新調する人も多いだろう。しかし、身近にあるモノのなかには「いつまで使っていいのかわからないモノ」も多いのではないだろうか?
そこで今回、そんな身の回りのモノの“買い替えどき”を、専門家たちに指南してもらった!
デキる男はスーツの替えどきも完璧!?
働く男性の多くがビジネスの際に着用するスーツ。破れない限り、クリーニングに出して清潔感をキープすれば、いつまでも着られるような気もする。だが、「買い替えどきがあるならいつ?」と感じたことはないだろうか。
人気サイト「サラリーマンのファッションを考える」管理人・shichilie氏は、次の3つの事例のいずれかに該当すれば、買い替えどきだと教えてくれた。
「まずは生地のテカリが気になったとき。例えば会社で椅子に座っていると、スーツのズボンが擦れ、おしりの部分が傷んできます。頬杖をつく方は、肘のテカリにも要注意です」
日がな一日パソコン業務という人も多いため、袖口から肘の部分が机に当たり、生地がテカることも多いという。お次は、形崩れ。近年、サラリーマンが使うことも多い「ショルダーバッグ」が惨劇を生むこともあるのだとか。
「ショルダーパッドがスーツの肩パッドを押しつぶすので、形崩れの原因になります。書類やパソコンなど、ショルダーバッグにいっぱいの荷物を詰め込むと、スーツへの負担はさらに増すでしょう。また、歩くたび、スーツの上着やズボンがショルダーバッグとの摩擦を起こすので、生地のテカリの要因にもなります。手提げ鞄が理想ですが、難しい場合はビジネスリュックのほうが、まだマシです」
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