東武鉄道、ゴージャスな14系客室「ドリームカー」を導入。GWには臨時列車も
回転椅子8脚、くつろぎのラウンジ
ドリームカーの下今市寄りにラウンジで、カウンターテーブル2卓、スタンドふうの回転椅子8脚を設置。グループなどによる談話、飲食が気兼ねなく楽しめる。
また、デッキ付近には大型荷物置き場があり、キャリーバッグなどに対応している。ちなみに、改造当初は自販機が設置されていたが、のちに撤去された。
美しい姿に整備されたエクステリア
急行〈はまなす〉の晩年は、鋼製車体に傷みが見られたが、譲渡後は美しい姿に整備された。
また、乗降用ドアはステップが埋め込まれた。列車とホームとの段差が大きいので、転倒といったケガをせぬよう御注意いただきたい。
「令和記念」の臨時夜行列車は人気沸騰
東武によると、平成最後の日となる2019年4月30日、日光線南栗橋23時55分発の臨時夜行列車〈ありがとう平成・こんにちは令和号〉鬼怒川温泉行きのドリームカーは、90秒で完売したという(1・3号車も完売済み)。また、ドリームカー連結の〈大樹〉は、3号の売れゆきがよいそうだ。
SL〈大樹〉の座席指定料金は、ドリームカー、一般客車に関係なく、大人750円、小児380円(DL〈大樹〉は大人510円、小児260円)。これなら、ドリームカーが常時満席になるものと考えられる。元JR四国の14系グリーン車が整備されたら、〈大樹〉に乗る楽しみが一段と増すだろう。