乃木坂46、卒業ラッシュ。人気メンバー5人が語った理由と、その背景
人気アイドルグループAKB48のライバルとして、2011年に誕生した乃木坂46。
活動当初は「AKB48に勝てるのか?」などと疑問の声も少なくありませんでしたが、『インフルエンサー』『シンクロニシティ』などの楽曲に恵まれたこともあって、盤石の地位を築いています。
しかし、昨年末からここにきて9人ものメンバーが卒業しています。今回は、直近で卒業を発表した乃木坂46の人気メンバーのなかから、特にファンに衝撃を与えたものを、その理由とともにまとめました。いったい、乃木坂46に何が起こっているのでしょうか?
1)生駒里奈「大人として一人で生きていくため」
唯一無二のキャラクターで、初期の乃木坂46を支えた生駒里奈さん(23)さんが、卒業を発表したのは昨年の1月30日。4月22日に開催された卒業コンサートの当選倍率は30倍にも達し、全国128の映画館でパブリックビューイングが実施されました。
卒業に至った経緯を自身のブログの中で「20歳になった頃から、大人として一人で生きていくためにはどうしたらいいのか、具体的に自分のこれからを考えた時に私はこのままでは足りないなと、プラスで自分を高めないといけない。ここだけじゃ足りないと思う様になりました」と綴っています。
そして、「今の乃木坂46は最強です。だからこそ安心して任せられるのです」と続けています。この頃の乃木坂46は『インフルエンサー』で第59回日本レコード大賞を受賞し、知名度を獲得しつつある時期でした。また、白石麻衣さんや西野七瀬さんといったグループの中核をなすメンバーの知名度もあがってきたというのも一因にあるでしょう。
生駒さんは、現在は、お芝居やドラマなどで活躍しています。3月18日に更新したインスタグラムには、「楽しい。生きてるって感じる」とコメントするなど、楽しんでお仕事をされている様子が伝わってきます。
2)西野七瀬「このお仕事は続けていきたい」
乃木坂46を初期から引っ張ってきたメンバーの一人である西野七瀬さん(24)。彼女が卒業を発表したのは、2018年9月でした。ブログによると、1年前以上前から、事務所側と卒業の時期について協議を続けていたとのこと。
「好きだったこの場所から離れるというのは、ちょっと不安もありますが、確かに自分で選んだこと。一人になってからも、このお仕事は続けていきたいので、これから先どんなことがあるのかな って楽しみな気持ちが大きいです」と、卒業後の活動にも意欲的です。
今年2月24日に京セラドーム大阪で開催された『乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE』の西野さんの卒業コンサートとなる最終日公演をもって、彼女は乃木坂を卒業しました。乃木坂46を離れた西野さんの活躍も期待されています。
3)若月佑美:アイドルから女優へと羽ばたく
昨年の10月に卒業を発表した若月佑美さん(24)。先月に西野さんの卒業が発表されたばかりで、ファンの多くはこの発表に驚きを隠せませんでした。
卒業の理由を自身のブログで次のように綴っています。「乃木坂46に入って7回目の夏が過ぎ……4期生という新しい風も吹き込み、3期生が育ち、時代がまた一つ変わろうとしていますね。それを素直に嬉しいと思った自分がいた事が1番の理由でしょうか。やりきったかなと」。
彼女もまた、乃木坂46の1期生として7年間、アイドル活動に費やし、次のステップを考えたそうです。最後のブログで「誰かの人生に良い影響を与えられる人になる」のが夢だと綴っており、「こんなアイドルを愛してくれてありがとうございました。次は女優としての私を良かったら愛してください」と締めくくっています。
現在はテレビドラマ『頭に来てもアホとは戦うな!』(日本テレビ)に出演するなど、まさしく有言実行を貫いています。