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脚光を浴びる「東南アジアの不動産投資」手堅く始められるエリアは?

コラム

賃貸や民泊で収入を得ながら価格の上昇を待つ

バンコク

500万円クラスの物件は地元の不動産業者から購入するのが基本。事前に日本人投資家によるネット上での評判をチェックしておこう

 なかでもこれからの狙い目は、バンコク市内の高架鉄道BTSのサムローン駅より南のエリアとか。

「今は終点なんですが、今年中にここから13キロメートル延伸する予定なんです。バンコクはこれまでも鉄道が延伸されたエリアの不動産相場が大幅な上昇を見せており、2016年にバンコク北西部に開通した地下鉄のパープルライン沿線で、私が550万円で購入した物件も今では800万円の値がついています」

 ちなみに購入した物件は賃貸に出したり、民泊用に提供して収入を得ながら価格の上昇を待つという。

「サービスアパートメントでは1泊から宿泊可能なところが多く、旅行で訪れた際はホテル代わりにもできる。私の物件だと、賃貸に出していた時期は手数料などを引いて月4万円、民泊にしていた時期は宿泊率に応じて3万~5万円の間を変動していました。

 どちらを選ぶかは好みですが、いずれの場合も物件の売却益+手放すまでの間もコンスタントに収入を得られるため、投資物件としては悪くないと思いますよ」

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