200万円の腕時計をレンタルで身につけ、何人に気づかれるか実験した結果
ロレックス、オメガ、ウブロ……誰でも一度は耳にしたことがあるだろう高級ブランド腕時計。芸能人が身につけているのを見て「ほしい!」と思った男性諸君も多いだろう。
しかし、お値段は数百万、なかには1000万円以上するものもあり、当たり前だが、一般人が購入するハードルはかなり高い。そもそも今どきの若い世代からしたら、
「腕時計って、身につけてなんか意味あるのスマホで充分っしょ?」
「高級腕時計なんてZOZOの前澤さんとか一部のお金持ちに限った話でしょ」
「時間に縛られたくない……」
といった声が聞こえてきそうだ。
199万円の高級腕時計をレンタルしてみた!
しかし、100万円もする時計を身につけたら、さすがに何か心情変化が起こるのでは? というか、心の奥底では「俺も、一度くらい高級時計を持ってみたい!」なんて思ったこと……あるよね?
今回、普段腕時計はするものの、高級腕時計とは縁もゆかりもない筆者(29歳)が、販売価格199万円の「ビッグバン エボリューション ブラックマジック」を外出中ずっと身につけて5日間生活してみた。
ウブロといえば、あの本田圭佑選手も両腕に巻いている高級腕時計の代表格。もちろん、自費で買えるお金はない。今回、株式会社BuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ)の協力の下、同社が2月20日から行っている業界初のオーダー型高級時計レンタルサービス「バイセルハント」を利用した。
さて、高級腕時計を身につけてなにか変化は起きるのでしょうか?
ただで借りられるはずが予想外の事態に…!
レンタル初日。バイセルテクノロジーズの広報の人にウブロを届けてもらった。実際に目の前に200万円の腕時計が現れると妙な緊張感がある。
貸出するための借用書にサインしようとすると……なんと「紛失、破損、盗難、その他理由のいかんにかかわらず、貸出状態での借入物品の返却が不可能となった場合は、損害相当額を一括弁済する」という記述を発見! え、なくしたら弁償なの!?
シルバー「あれ、これってもしなくしたら弁償ですか……」
広報「あ、そうですねー。ハハハ~」
シルバー「え、破損でも200万ですか???」
広報「あ、そうです。言ってませんでしたっけ~?」
タダで貸してもらえるものの、予想外の事態に。万が一、破損したら200万円の出費は痛すぎる。というか、原稿料もらっても割に合わない。ただ、ここで「すみません、やっぱり怖いので……」と怖気づいた日には担当編集に冷めたい目で見られること必至。清水の舞台、いや東尋坊から飛び降りる覚悟で借用書にサインした。
なお、通常は輸送時の保険の用意がある。また、日常生活レベルの傷汚れは自社にて修理、クリーニングできるためお客様の費用負担は一切ないので、安心してほしい。