武田玲奈、女優業を語る「悔しいと思うことで向上心も生まれる」
女優デビューで感じた驚きと感動
――武田さん自身についてもお聞かせください。モデルとしてスタートされましたが、反対していたご両親を説得して上京したというのは本当ですか?
武田:父は最初から反対していませんでした。母が反対というか、高校を卒業してからでいいんじゃないかと言ってたんです。
ただ父が、「行きたいなら今、行ったほうがいい」と味方をしてくれて。通いでのお仕事だとどうしても制限ができてしまうので、東京に出てやりたいと話しました。両親は、すごく応援してくれています。
――女優業を始めたときはどんな気持ちでした?
武田:体験することすべてが初めてだったので、最初はとにかく驚きと感動ばかりでした。そして。ひと言、ふた言のセリフだけだったので、「もっとセリフのたくさんある役をやりたい!」と思いました。
悔しいと思うことで向上心も生まれる
――最初から、もっとやりたいと思われたんですね。
武田:はい。楽しそうだなって。最初の作品がすごく好きな漫画が原作の作品だったことも大きいです(『暗殺教室』)。「これに出られるんだ、嬉しい!」って。
――主演作も多く務めています。難しさを感じることもありますか?
武田:難しさは感じます。周りに上手な方ばかりなので。でも悔しいなと思うことで、向上心も生まれました。
――打ちのめされたという経験は?
武田:もちろんあります。何度やってもOKが出なかったり。でもそういうときは頑張るしかないです。