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「目的地に到着する」を英語一言で説明できる?

コラム

 簡単な単語を使った表現こそ、こなれた表現で学習者には難しいということがあります。その1つがMake it。

楽しむ英会話

 翻訳すると「やった!」という意味でI did it!とかI made it!という表現を学んだ人がいるかもしれません。その時のMake itと似た意味ですが、他にもいろいろなシーンで使うことができます。

「目的地に到着する」という意味でも

【第24回】Make it

 1つ目は「目的地に到着する」という意味。「家に着いたよ」とメールをする時には、I made it home.です。

 海外旅行の目的地に到着したことを伝える時にも、I made it to San Francisco.です。目的地が明確な場合には、I made it.とだけ書いてもいいですね。

 例えば大雪の日に出張で、ホテルに到着したことを家族に知らせて安心させるときなどには、I made it.とだけLINEやメールでメッセージを送ればOKです。また、メールなどの短いメッセージであれば、Made it.とだけしか書かないこともあります。日本語でも「到着しました」と文章にせず、「到着」とだけ書いたりするのと同じです。

「もう着いた?」と質問したい場合には、Have you made it, yet?とすれば疑問文。前述の例と同じように、Made it?とだけ書くこともあります。携帯電話などでのメッセージで略すことが多いのは、日本語も英語も同じです。

文法的には過去形にするのもアリ

運転・女性

※画像はイメージです(以下同じ)

 また、文法的にはI made it.のように過去形にしてもいいですし、I’ve made it.と現在完了形にしてもOK。細かいニュアンスの違いはありますが、大きな意味は同じです。

 ちなみに、子供をつれて長距離移動の旅行をするのが大変なのは、どこの国でも同じ。特に自動車移動で高速道路の混雑にあったしまった時や、長時間にわたる飛行機移動などは大変です。

 そんな時、英語圏の子供たちはAre we there, yet?と口にします。「まだ到着しないの?」という意味。退屈したどの子供も口にする定型表現です。

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